恐怖症の体験談~歌子の体験談 その2
恐怖症の体験談~歌子の体験談 その2
歌子は、広場恐怖症の症状が出ていたので、その場合を例にしてお話します。
実は、学生の頃から妄想が大好きな歌子でした。(今もですが・・・汗)なので、
電車や人がすし詰め状態にある部屋に行かなければならない時は、大概ですが
妄想に耽っていました。
そうしていれば、時間が過ぎるのは早く感じるからです。
例えば、学生時代など授業を受けている間、あまり勉強に身が入らない時は
物思いや空想、妄想に耽る事ってありますよね?
(そういう時の成績は、酷いと目も当てられない状態にはなりますが…苦笑)
ただ、『空想』とか『妄想』などと聞くと、「変な人」と思われるかもしれませんが、
視点を変えて考えてみてください。
空想、妄想などをする事によって、一時の辛い状態や状況(恐怖症となる
対象や環境、場所、状況など)から、『自分を逃がしてあげる』のです。
そうする事で、少しでも恐怖症の克服に繋がるのでは…?と、
歌子は思います。
実際、筆者も少し混雑した電車でさえも乗るのが嫌なのですが、
電車に乗って目的地に行かなければならない…。
そういった時は、こういう方法で少しでもその時間だけ(この時間だけではないですが…笑)
『自分(のストレス)を逃がしてあげる』ようにしていました。
それだけではなく、ヘッドホンで音楽を聴いたり(もちろん、
音漏れなどで
他の乗客の迷惑にならない程度に)して、少しでも自分にストレスがかからない
ようにもしていました。
これは、音楽ではなく、本を読むのもいいでしょうし、懸賞雑誌などを購入して、
パズルなどをしてみるのもいいかと思います。
解いたパズルを応募して当たればラッキーでもあり、「恐怖症になっていたから、
こういった幸運に巡り会えた!」と、前向きになるきっかけにもなるかと思います
ただし、こういった方法は恐怖症の軽度、中度の方に有効かと思われます。
ぜひ、ご自分に合った恐怖症克服方法を模索してみてください。